◆性格力とは

 

子どもたちの性格は、生まれ持った気質と、その後の環境によって作られています。
さまざまな性格とその力の発揮方法のことを、ここでは『性格力』と呼ぶことにします。

もちろん、性格自体を変えようというのではありません。
それぞれの性格に合った声がけをしたり、目標の設定の仕方を変えるのです。
そのことで、やる気になったり、モチベーションを保てるようになったりするからです。
ここでは、『性格力』を4つに分類します。

1.しっかり者タイプ
2.気配り上手タイプ
3.専門家タイプ
4.マイペースタイプ

タイプによって、かける言葉は違います。
かける言葉によって、動くか動かないかも決まってしまうことが多くあります。

同じ言葉をかけられても、やる気になる子と、全くやる気がなくなってしまう子がいます。
同じ目標を立てても、すごく頑張れる子と、まったく動かない子がいます。
それは、それぞれの性格によって「やる気になるポイント」が違うからなのです。

 

「お兄ちゃんは、一言で伝わったことが、弟は何度言ってもダメだ!」
ということは、よくあります。それぞれの『やる気』になる言葉があるので、伝わらなくて当然なのです。

 

いくら能力に合った方法を知っていても、『やる気』がなければ、能力は伸びていきません。
良かれと思って言ったことが、子どものやる気をなくしてしまったり、不快な思いをさせてしまったりなど、残念な結果も避けたいですね。

 

◆性格力の使い方

 

性格力が分かると、
『どうしてあの子はこの言葉で、できたのか。』
『どうしてうちの子はぜんぜん言うことを聞いてくれなかったのか。』

その理由が分かるようになります。
子どもには、それぞれやる気の出る言葉があるのです。
もちろん、兄弟姉妹でもタイプの違いによって、かける言葉も違ってきます。

これは、子どもが感じている違和感にもつながります。
「どうして分かってくれないの?」そんな違和感を感じる原因となります。

『理解してもらえる人』に出会えた子どもは、安心して伸びていきます。
性格は受け入れるのではなく、活用できるのです。

そのためには、子どものタイプを知って対応することが重要です。

 

◆具体的にはどうやって性格力を使うの?

 

具体的には、どんなタイプにはどうやって対応したら良いのでしょうか。

例えば、
細かく目標を立てて、達成感を味わいながら進むのが良いタイプ。
大きなワクワクする目標を持った方が、やる気になるタイプ。

それぞれ、やる気になる目標も違うのです。

どうやったらより効率的な勉強法になるのか、見ていきましょう。

 

1.しっかり者タイプ
2.気配り上手タイプ
3.専門家タイプ
4.マイペースタイプ

 

 

1.しっかり者タイプの子どもは、多くの人がやっていることで安心できます。
「みんながやっているから」やる!の気持ちが働くのです。

集団で何かをこなす環境が適しています。

 

2.気配り上手タイプの子どもは、「頑張っているね」などの認めてもらえる言葉でやる気になります。

困っているお友だちを助けてあげたりして、それが認められることでさらにやる気になるタイプです。

その逆で、相手の反応がないとがっかりしてしまいます。

 

3.専門家タイプの子どもは、好きなことは自分の世界に入って集中することができます。

ただ、興味のある分野しかやらない傾向があります。

興味のある分野から発展して色々な分野に広げていけるようにしたら伸びるタイプです。

 

4.のんびりタイプの子どもは、物事をマイペースにとらえることができます。

良い言い方をするとポジティブですが、危機感がないので物事がすすみません。

そんな場合、先のある楽しい未来を教えてあげるのも良いタイプです。

例えば、「お片付けしたら、このケーキが食べられるよ!」と、ワクワクする未来を教えてあげても良いです。

ただ、あまりにマイペースで動かない場合は、「お片付けしないと、ごはんあげないよ!」等の少し厳し目の言葉をかけても大丈夫なタイプです。

 

 

必要な環境を的確に提供し、活用することで子どもたちの能力は格段にアップします。