◆感覚力とは

 

私たちは普段、意識するしないに関わらず、外からの情報を得て生活しています。

その情報は、一般に五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)と呼ばれているものです。

ここでは、より分かりやすくするため、味覚・嗅覚・触覚をまとめて、体感覚とします。

さらに、私たちは文字を認識し、文字からもたくさんの情報を得ています。これを文字感覚と呼ぶことにします。

1.見る(視覚)
2.読む(文字感覚)
3.聞く(聴覚)
4.感じる(体感覚)

同じものを見ても、人によって見方が違うのは、この『感覚力』の違いです。

同じ音楽を聴いても、同じように感じている訳ではありません。

好きな音楽が人によって違うのも、この『感覚力』の影響もあります。

この感覚力は、生まれながらにある程度決まっており、大きく変えるのは難しいと言われています。

自分自身の『感覚力』を知ることは、自分を理解することでもあります。
そして、相手の『感覚力』を知ることは、相手を理解することでもあります。

 

 

◆感覚力の使い方

 

素晴らしい盛り付けのおいしいごちそうを食べるとき、あなたは何を感じますか?

無意識に、その見た目の豪華さと、食べるときの音や食感、香りを楽しんでいるかと思います。

しかし食事の後で、感想を聞くと、感想の違いに驚くことがあります。

 

「お料理の見た目が素敵だった」
「添えられているカードに書いてある言葉が心に残った」
「レストランの音楽が良かった」
「味が最高に良かった」

等…。

 

さまざまな感想を聞くことができます。
つまり、その人が何を強く感じているのかが異なるのです。このように毎日の生活の中で、無意識に活用しているのが直感力です。

年齢が小さければ小さいほど、感覚力で物事を判断することが多くなります。

直感力を知ると、子どもたちがどこから情報を得ているのかが分かるようになります。

その子に合ったアプローチが可能となるのです。

また、この直感的にできることとは反対に、どうしても苦手に感じることがあります。

 

例えば

『音楽を聞かせても全然聞いていない』
『絵本を読んであげても、すぐにどこかに行ってしまう』

 

等…。

 

子どもの直感力を知らないために、嫌いなことを無理にさせてしまっていることもあります。

特徴を知った上で、さまざまな可能性を伸ばしてあげられたら、『楽しい子育て』となるだけでなく『能力を発揮できる子ども』になるのです。

 

◆具体的にはどうやって感覚力を使うの?

 

具体的に、3つの感覚力について1つずつ見ていきましょう。

ここではおおまかな3分類について見ていきましょう。

 

視覚優位タイプ
聴覚優位タイプ
体感覚優位タイプ

 

もちろん、はっきりと分かれるのではなく、それぞれの融合タイプの方が多いです。

自分はどのタイプなのかを知ることが、勉強の第一歩なのです。

人には、色々なタイプがいるので、勉強方法についても色々な方法があって当たり前なのです。

 

●視覚優位タイプ(視覚)

図や絵と一緒に、目で見て覚えるのが得意なタイプです。

 

●聴覚優位タイプ(聴覚)

CD等を用いて、耳から聞いて覚えるのが得意なタイプです。

 

●体感覚優位タイプ(味覚・嗅覚・触覚)

ノートに書いたり、動いたりしながら覚えるのが得意なタイプです。